川棚栄町商店街

初回から「こういうことをやりたい!」「すでにこんなことをやってきた」という意欲的な若い方の参加が多かった川棚栄町商店街。8月末から5回のセミナー・フィールドワーク・ワークショップを通して、商店街に関わる全員が共有できる未来構想を形作っていきました。

SEMINAR / WORKSHOP

セミナー・ワークショップ実施内容
第1回

8月31日(土)13:00〜16:00
「街に集客のしかけを作ろう」(ゲスト講師:陣野真理)

諫早市で抜群の集客力を誇る“GOO GOO MARCHE”の仕掛け人を講師に迎え、街にお客さんを呼ぶ、集客イベントのつくりかたを学びました。

講師プロフィール:陣野真理

株式会社ベース代表取締役
1985年生まれ。長崎県諫早市在住。飲食店と産直市場を運営。また、「頂プロジェクト」「GOO GOO MARCHE」など地域活性化の取り組みを実施。モットーは「心動くワクワクを」
受賞歴:「食べログ百名店2022」「令和5年度長崎県特産品新作展」「地域にかがやくわがまち商店街表彰2024」

セミナー

陣野氏が取り組んできた事例を見た後、人が集まりやすいイベントの作り方を学びました。

アイデア出し

グループごとに、川棚町の困りごとと印象に残っているイベントを掛け合わせた、集客イベントのアイデア出しを行いました。

発表

3グループそれぞれから、川棚独自のおもしろいイベントのアイデアが多数生まれました。

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小見出し

ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。
第2回

9月28日(土)13:00〜16:00
「フィールドワーク アイデアのつくり方、ひろげ方」

商店街で活動している人と、商店街の外の人でペアを組み、新たな視点で商店街を見るフィールドワークを行いました。別の視点から見えてきたもの、感じたことなどの共有をした後、商店街で新たなイベントを行う上でのエリア設定をしました。

第2回・第5回ナビゲータープロフィール:福岡佐知子

株式会社三角形 株式会社寿百家店 代表取締役
1978年生まれ。公立文化施設やアートNPOを経て、2012年独立。2015年、PR・企画部門を法人化、寿通り商店街に事務所を移転。2016年昼はオフィス、夜はワインバーのコンセプトで「TRANSIT」、2017年デリカテッセン「コトブキッチン」を開業。2020年、株式会社寿百家店設立、テナント転貸とシェアハウス事業をはじめる。2018年当時は14店舗中9店舗が空き店舗だったシャッター商店街の変遷がテレビ番組で取り上げられたことをきっかけに、小さな商店街は注目されることとなった。

フィールドワーク

2人1組で商店街付近をフィールドワーク。商店街の外の人が、商店街に関わる人に案内してもらい、興味深いポイントを拾います。

アイデア出し

「外の視点」から見えてきた川棚栄町商店街のおもしろいポイントを共有し、そこからイベントを行うエリアを考えました。

発表

エリアを設定することでユニークなアイデアが生まれたほか、商店街に必要なものも見えてきました。

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第3回

11月9日(土)13:00〜16:00
「商店街の新しい顧客を設定しよう」(ゲスト講師:加藤寛之)

地域に入り、街のひとと一緒に未来の暮らしを考えそれに向けて実践する都市計画家・加藤寛之氏を講師に迎え、「商店街が寂しくなった」「空き店舗が増えた」「欲しいものが売っていない」などの課題が山積する商店街で、『新しい顧客を設定する』方法を学びました。
この回は、事前に商店街の興味深いポイントをひとり50個出すという課題があり、出てきたポイントを整理することで新しい顧客の設定につなげました。

講師プロフィール:加藤寛之

都市計画家 株式会社サルトコラボレイティヴ 代表
1975年千葉生まれ。大学時代より都市計画家・髙田昇氏に師事。2007年大阪府枚方市で地元有志と「五六市(ごろくいち)」を始めて以降、まちの風景を変えるためのマーケットを全国で展開。2008年㈱サルトコラボレイティヴ設立、複数の地域に入り込み、法人を設立するなど当事者としてエリア再生に取り組む。自身が暮らす大阪阿倍野では、地域の良き商いを守り育てる「Buy local」や、八百屋やカフェを併設した店舗「THE MARKET」の運営等、まちの価値を高める活動を続けている。

セミナー

さまざまな地域の課題解決に携わってきた加藤氏から、川棚の「未来のお客さん」を思い浮かべるための手法を学びました。

アイデア整理

事前に提出された川棚町の要素をグループ化して整理することで、他地域と違う特徴をキーワード化しました。

今後の展開整理

川棚町の要素を整理することで、自分たちの等身大の課題が見えてきました。2月の報告会に向けて、今後の展開も見えてきました。

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第4回

12月7日(土)13:00〜16:00
「小さなシゴトのつくりかた」(ゲスト講師:湊哲一)

東洋一の木都といわれた秋田県能代、そこには「東洋一のアーケード商店街」がありました。湊さんは今、シャッター通りと化した商店街で小さな起業を応援し、新しい商店街をつくろうという試みを行っています。商店街で起業したい方、起業を応援して街の担い手を増やしたい方などにおすすめの講座です。

講師プロフィール:湊哲一

合同会社のしろ家守舎代表社員。秋田県能代市生まれ。
無垢の木にこだわり、丁寧に心を込めて家具作りに取り組む注文家具屋ミナトファニチャーを経営。木都能代の歴史を紐解くために、木材関連会社への調査や「木都散歩」「MOKU TALK」などのイベントを多数開催。さらには間伐材の有効活用方法を考案。企業のCSR活動の一環としてのワークショップを開催したり商品化するためのプロトタイプ製作も行う。現在は、「合同会社のしろ家守舎」を立ち上げ、こどもたちが愛着をもつまちづくりに挑戦。

セミナー

湊氏の事例紹介には、川棚栄町商店街を盛り上げるためのヒントがたくさん散りばめられていました。

アイデア出し

①課題を設定 ②解決するためにやること ③つくりたい風景 ④その中で自分がやること を出し合って整理しました。

発表

出てきたアイデアをグループごとに発表。それに対して湊氏が的確なアドバイスをしてくれました。

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第5回

12月14日(土)13:00〜16:00
「アイデアをかたちにしよう」

これまでの4回のセミナー・フィールドワーク・ワークショップを経て、これから川棚栄町商店街の未来構想を作っていきます。そのためにまず、「私たちが大切にしたい価値観」を共有し、次に具体的な中長期的な目標を設定し、そのために「自分ができること」を探っていきます。

価値観の共有

「私が商店街の未来に向けて大切にしたい価値観」についてグループ内で対話を行いました。

未来語り

「3年後にアーケードの駅側を6店舗開ける」という具体的な目標を設定し、3年後の未来にいる設定で自由に未来語りをしました。

発表

3年後の未来に向けて、個人個人のアクションプランを書き出し、カメラの前で発表しました。

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お問い合わせ

長崎・商店街リレーションシップ事務局
(株式会社三角形内)